〇〇べきものは記憶

そこは自分用の辞書っぽく

宇和島城 その1

愛媛県宇和島市
現市街地の、ほぼ中央にあります。

藤堂高虎創建時、大半が海に面した地形を活かした縄張りとなっていました。
その後、慶長20年(1615)に、
伊達政宗の長男、秀宗が10万石を拝領して宇和島に入城しました。
そして明治を迎えるまで、9代にわたって伊達家の居城としてあり続けました。

現在の堀は全て埋められていますが、道路によってその名残を感じます。

まずは三の丸から。

     

三の丸は現在、当時の面影を遺すものは目の前の石垣のみです。
海食を受けてるような穴が見えています。

時の息吹を感じさせますね。

     

綺麗な四角と言うよりは、角度が広がってるような石垣を見ました。

地形でしょうか。そこから弓を引かれると1本以上討たれると思います。

ここにも海食部分を見つけました。

さらに進みますと井戸丸跡が現れました。

で、井戸の縁に文字が刻まれた石があったのです。

苔のおかげで文字が読みやすくなっています。

が、読めませんでした。

修理の記録のようでした。

藤兵衛丸といわれた所には城山郷土館がありました。

この郷土館の裏手になる石垣は、
高虎創建時の古い石垣の特徴があるそうです。
高虎が手掛ける石垣の特徴とは、
反りを持たない直線的な勾配で積み上げられるらしく、
また、城内最古と考えられています。

正面に見えてるのは本丸を囲っている石垣です。

修理された痕って感じかなあ?

多分ズレてる気がしないでもないです。

     

そして二の丸へ向かいます。

石段登りきって振り向くと、

     

迎えて下さってます。これは嬉しい。