薬師如来
製作者も設置年号も不明というか未明なのですが、
とある公園に鎮座されておりました。
左手には薬壺を持ち、右手は・・・
右手はちょっとこれでは見えづらいんですけど、書いてあるのはおそらく
まず薬師如来で合っていると思われます。
病気を治して衣食住を満たす。
いわゆる現世に安らぎを与えて下さるのが薬師如来の特徴だといいます。
こちらは屋外設置なのであれなんですけど
しっかりした場所にいらっしゃいます薬師如来さまは、
日光菩薩と月光菩薩が脇に居て三尊像として並ぶ事が多いようです。
眷属として十二神将を従えていたりもあるようです。
雨風に曝されていて劣化は否めませんが、この姿は、薬師如来です。
オン・コロコロ・センダリ・マトウギ・ソワカ。
御利益は、
病気治癒、健康長寿、災難除去、現世利益、安産祈願。
(o^-^o)やさしい御顔に、ほっこりしますね。
大綿津見命
そもそもタコは足が8本て事で『末広がり』な数字で縁起がいい。
当て字でもタコを『多幸』と使うのも、なんだか喜ばしいと思います。
他にも、こじ付けて書くところ
茹でタコは紅白になるので縁起がいい。
吸いついたらなかなか離れないので、善いものに吸い付く。
墨を吐く様子から、苦難をけむに撒く。
そういった文章が目に止まりました。
いろんな意味合いでもってしてタコは縁起がいいのですね。
というかタコ神様です。 大綿津見命と書かれています。
海上安全・航海安全の神様として祀られていますけれど何故タコか。
倉敷の児島や下津井といった場所は、有数の漁地でありタコが有名なのです。
地元の漁業組合や魚を扱ってる料理店や宿など
恩恵を形にして奉納した感じです。
また、海上安全や豊漁祈願、そして魚供養を執り行う為だそうです。
海の幸に感謝ですね。
水芭蕉
おもに水辺で咲いている。で、合ってるでしょうか。
生育地は山地の湿原と書かれています。
実際見かけて撮ったのも、そういう場所でした。
名前の由来は、葉っぱが芭蕉に似ているから。と、あります。
でも芭蕉って英語でジャパニーズバナナって表現されているほどに
南国あたりにありそうな見た目で、バナナと言われると納得できます。
なので芭蕉の葉はバナナっぽいから、この場合は果実部分の事かな?
水辺に咲いてる芭蕉。 なんて理由になるそうです。
これまた白いところは花ではありません。中に見えてるマイクのようなものが花です。
じゃあこの白いところって何?て、思いました。
仏炎苞と言うらしいです。
仏像の背景にある炎の形をした飾りの事らしいのですが
もうイメージこれでいいんじゃない?と、思ってます。
目にしたのは5月の事です。
落羽松
ラクウショウと読みます。
秋になると羽状の葉っぱが枝ごと落ちるからという名前の由来ですが、
松ではありません。
別名は、沼杉です。 沼地や川辺に生育する事からだそうです。
そして気根が地上に突き出てきます。
気根とは、空気中に伸ばされた根っこの事で呼吸根とも言われます。
熱帯の地域や湿り気のある場所などで見られます。
樹木類だけではなくて気根は、観葉植物とか蘭とかでも見る事が出来ます。
また、幹などを支える気根として
トウモロコシとかサトウキビなど直立で高く立ってるような繊維質のある植物は、
強風から守るために幹を支える役目を持っています。
ラクウショウの場合は酸欠を防ぐ為にあるので、
環境によっては更にタケノコ状に伸びて生長するかもです。